下剤で血圧が下がった経験がある私が、初めての大腸カメラを受けてきました
はじめに
44歳で初めて大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)を受けてきました。胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)も同時に受けています。
私は過去に手術前の下剤で血圧が下がった経験があり、とても心配していましたが、今回は大丈夫でした。同じような不安を持つ方の参考になればと思い、体験を書いておきます。
※あくまで私の場合の体験談です。前処置の方法は施設や人によって違うので、受ける方は必ず受診先の指示に従ってください。
大腸カメラを受けたきっかけ
40歳を過ぎてから毎年、便潜血検査を受けていて、結果はずっと陰性でした。そのため大腸カメラは未経験でした。
ところが、排便時に違和感があり、痔だろうと思って受診しました。そこで大腸カメラと胃カメラを予約することになりました。保険診療で受けています。ピロリ菌は除菌済みです。
胃カメラは口からにしました
以前このクリニックで鼻からの胃カメラを試したときは、鼻から入りませんでした。そのため今回は口からを選びました。一般的に、口からのカメラの方が少し太く、先生は見やすいそうです。
鎮静剤について
過去にこのクリニックで初めて胃カメラを受けたとき、鎮静剤の影響で吐き気があり、翌日のお昼まで続きました。今回はそのことを事前に伝えて、薬の量を減らしてもらいました。その結果、吐き気はなく、検査中は先生と話ができるくらいの状態で、痛みもありませんでした。
前処置(下剤)の流れ
3日前から
消化の良いものを食べるようにしました。
前日
- 21時にマグコロールを飲みました。
- 当日の未明、1時・4時・6時に排便がありました。
当日の朝
- 9時からモビプレップを飲み始めました。2リットルのうち、700mlを飲んだところで透明になりました。
- 下剤は自宅で飲む方法を選びました。クリニックまで徒歩15分ほどかかるので、早めに終えられてよかったです。
排便の回数
前日夜から検査前までに8回で透明になり、検査開始までのトイレは合計11回でした。3日前から消化の良いものを食べていたためか、便は最初から水様便でした。
私なりの工夫
- 下剤は冷やした水で溶かして飲みました。
- お茶は紅茶などを常温で用意して、飽きないようにしました。
- 下剤はかなり甘く感じましたが、ストローを深くくわえて、味をできるだけ感じにくくして飲みました。
- 何度もトイレに行くので、やわらかいトイレットペーパーを用意しておくと、肌にやさしくておすすめです。
確認しておくと安心なこと
私は「便が透明になったら下剤は終わりにしてよい」と理解していましたが、当日、看護師さんから「1リットル以上は飲む必要があった」と言われました。私の聞き間違いだったようです。説明を聞くときは、不安な点をその場で確認しておくと安心です。
当日の流れ
- 13:30 検査開始
- 最初に、泡を消す薬を飲みました。
- 点滴のルートを取りながら、のどの麻酔薬をのどにためて飲み込みました。
- 胃カメラ、大腸カメラの順で検査をしました。私は痩せ型で、大腸カメラで痛みが出やすいと言われたため、鎮静剤に加えて鎮痛剤も使いました。
- 検査時間は30分ほどだったと思います。
- 検査後は、点滴をしながら1時間ほど休みました(リカバリー)。頭がふわふわした感じは残りましたが、休んでいるうちに落ち着きました。
- 最後に先生から検査結果の説明を聞いて、帰宅しました。
結果
- 大腸にポリープは見つかりませんでした。
- 痔だと思っていた違和感は、見た目は痔ではなく、肛門のひだをそう感じているのではないか、と説明を受けました。しばらく様子を見ることになりました。
- 胃はピロリ菌除菌後の軽い萎縮性胃炎と良性の胃のポリープで前回から変化なしでした。
大腸は異常なしだったので大腸カメラは3〜5年おきに、胃はピロリ菌除菌後なので胃カメラは1年おきに受けることをおすすめされました。
血圧が下がる不安について
下剤で血圧が下がった経験があったので心配でしたが、今回は問題ありませんでした。事前に、過去に血圧が下がった経験があることを先生や看護師さんに伝えていました。検査の前と後には、血圧を数回測ってもらいました。
体質や状態には個人差があるので、同じ不安がある方は、事前に医療機関へ伝えておくと安心だと思います。
検査後の食事
ポリープの切除はなかったので、検査後は普通食でOKでした。(切除があった場合は消化の良いものからとり、2〜3日はアルコール、刺激物、消化の悪いものは控える必要があります。)
胃カメラ+大腸カメラの費用
保険診療3割負担で10,850円でした(鎮静あり胃カメラ・大腸カメラ同時ポリープ切除なし)。
内視鏡的大腸ポリープ切除術(2cm以内)をした場合は日帰り手術になるので、日帰り手術が対象の医療保険に加入している場合は保険会社に問い合わせしてみてください。
初めて大腸カメラを受けてみての感想
一番大変だったのは、下剤の甘さと排便の回数でした。検査そのものは、鎮静剤と鎮痛剤のおかげで痛みなく終わりました。
不安なことを事前に伝えておいたことで、薬の量を調整してもらえたのが、今回楽に受けられた大きな理由だと思います。
「怖くて先延ばしにしている」という方は、不安なことを事前に先生に伝えて、相談してみてください。

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