子ども時代、先生との出会いは、少なからず人生に影響を与えます。
担任の先生との相性で、子どものやる気が大きく変わると感じたこともあるのではないでしょうか?
しかし、先生にも得意・不得意があり、子どもや保護者との相性もあります。
保護者として出来ることは、すべて学校に頼りっぱなしになるのではなく、主体的に選択することです。
企業のサービスを活用する
最近では教員採用試験の競争倍率が下がり、自然と教師の質が低下する懸念があります。先生一人がすべてのことを完璧にこなすのは難しく、教育現場の厳しい現状が浮き彫りになっています。
そこで、厳しい競争社会で生き残っている企業のサービスを上手に活用することで、学習の手助けをすることができます。
たとえば、スタディサプリ小学講座 の「神授業動画」や、進研ゼミ小学講座 のチャレンジタッチ、スマイルゼミ 、すららなど。
タブレット教材などを取り入れることで、学校教育を補完することができます。
わが家は、担任の先生の休職を何度か経験しました。その間もチャレンジタッチを淡々と4年間継続しています。
自治体の教育委員会によっては、タブレット学習で、デジタル学習サービスと団体契約をして、年会費が個人負担になっていたりするので、要チェックです。
また、試しに、塾に通ってみることで、学校とは異なるお子さんに合った集団や個別で指導を受けてみることも選択肢の一つです。切磋琢磨できる環境がお子さんにとっては、心地よいかもしれません。
小学生同士がオンラインで交流するサービスもあります。
子どもも参加可能な大人の(オンライン)コミュニティに入ると一気に世界がひろがり、子どもが成長します。
習い事を通して、学校以外の友達と交流するのもいいですね。
いろんなサービスを保護者が主体的に選んで、組み合わせると、学校の枠を超えて、子どもに合った楽しい経験ができます。
ある地域では、各小学校のプールを使用せず、民間のジムにプール利用と水泳指導を任せているところもあります。
老朽化した各学校のプール維持費や水道代、学校の先生の水泳指導の負担、プロの指導を受けられるメリットを考えると、学校、民間施設、子どもにとって三方良しです。
これからは、持続可能な新しい方法を取り入れていく必要に迫られています。
学校でしかできないことに目を向ける
学校の先生がすべてを抱え込むのではなく、企業の力を借りて、学校でしかできないことに注力することが大切です。例えば、集団での活動や実習、体験学習、友達との交流に力を入れることが、学校の役割としてより重要になります。
学校は、集団でしかできない学びや体験を提供する場所としての役割を再確認することが必要です。
学校に対するマインドチェンジ
保護者としても、自身の子ども時代と比較しがちですが、学校に対する考え方を変えることが求められます。
学校は、集団での学びや体験、友達との交流を目的とする場所と捉え、学習面に関しては外部のプロに任せることも選択肢の一つです。
地域によって教育の質や内容が異なることも理解し、いい意味で先生に期待しすぎないことも大切です。他人を簡単に変えることはできません。
教員の休職や退職は、身近なところでも多くなっています。
先生も抱え込まずに良いサービスに頼って、余裕をもって欲しいです。
みんなで苦しめ合わなくていいのです。
関わる人みんなで、よりよい方向に向かっていきましょう。
選択肢は徐々に広がっています。
まとめ
時代は、めまぐるしく変わっています。
主体的に、保護者、先生、そして子どもが、みんなで協力してより良い教育環境を作ることが求められています。すべてを学校に任せるのではなく、民間のプロの力を借り、家庭や地域での教育も大切にすることで、子どもたちが豊かな学びを得られるようにしましょう。
主体性について、親子で考える機会になった映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
コメント