闘病と不妊治療、子育てや仕事に注力した30代を経て、40代からは「自分のための時間」を少しずつ増やしていきたいと考えるようになりました。
理想は、モノを持ちすぎず、丁寧に暮らすこと。
そして、限られた時間とエネルギーを「自己投資」に使っていきたい。
そんな思いをもとに、40代以降のタイムバケットを作ってみました。
タイムバケットの作り方
①やりたいことをすべて書き出す
②人生を期間ごとに区切って、やりたいことをあてはめる
タイムバケットのメリット
やりたいと思っていることはいつなら実現できるのか?時間の流れ、タイミングを意識できます。
年齢を重ねるごとに「できないこと」も増えていくかもしれません。
でもその分、「今しかできないこと」に気付きます。
タイムバケットは、未来の不安を可視化するためのものではなく、未来への“希望”を描くためのツールです。
■ 40〜44歳:暮らしを軽くする、整える
子どもも小学生になり、子育てが一段落し始めたこの時期は、これからの暮らしの「土台作り」を意識します。
- 家の中のモノを徹底的に見直す
- 自分の暮らしに必要なもの・不要なものを明確にする
- 食事:シンプルな家庭料理を中心にする
- 自己投資:読書や動画で学びを習慣にする
- 自分の価値観を言語化し、ブログやSNS投稿を習慣化する
- 健康:無理なく続けられるながら運動(階段上り下りやながら筋トレ)・睡眠・ストレスケアを習慣化する
- 実家の片付けを親の感情に寄り添いながら、少しずつ進める
■ 45〜49歳:深める・味わう
下の子が10歳となり親から離れる時期となります。自分の内面をより深く掘り下げるフェーズへ。
- 自分の学びや経験が誰かの役に立てるように、ブログ、SNS投稿を続ける
- 新婚旅行の地へ家族旅行
- 好きな食材で季節を感じる暮らし
- 少ないモノで心地よく暮らす空間づくり
- 登山など自然とのふれあいを大切にする
■ 50代:広げる
“自分にとっての豊かさ”を、外にも少し広げていくイメージです。
- これまでの発信をまとめる
- やりがいのある仕事を身体に無理のない範囲で続け、自分のペースで収入を得る
- 食事は、体にやさしいものを中心に。時々、夫とモーニングを楽しむ
- 必要最小限のモノだけで心地よく暮らし続ける
■ 60代:楽しみながら整える、暮らしを極める
- モノは少なく、心は豊かに。自分にとって本当に心地よい暮らしを追求
- 孫ができたら、一緒に遊べる体力と財力を持っておく
- 手間はかけすぎず、体にやさしいシンプルごはんを日常に
- ブログやSNSで、暮らしの知恵や学びを発信し続ける
- 時間とお金の使い方を見直し、“身軽な老後”を準備
- ゆるやかな働き方を続けつつ、自分の経験を必要な人に還元する
- 夫婦で、音楽鑑賞や美術鑑賞の時間を楽しむ
■ 70代:伝える・つながる
- 季節の変化を味わいながら日々を楽しむ(散歩・手作り・読書など)
- ブログなどで、これまでの歩みを記録・発信
- 心地よい距離感の人間関係を大切にする(気疲れしない交流)
- 「頑張らない筋トレ」やストレッチを日課にし、無理なく健康維持
■ 80代:今を生きる、感謝とともに過ごす
- 今日という一日を丁寧に感じる暮らし
- しっかり食事が摂れるように歯のメンテナンス
- できる範囲で体を動かし、無理のない日常をキープ
- 昔の自分の記録を読み返したり、懐かしい音楽や本を楽しむ
- これまで出会った人や経験に感謝する時間を持つ
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■ タイムバケットを作ってよかったこと
- 「40代以降どう生きたいか?」体力、家族の年齢と照らし合わせて、じっくり考えるきっかけになった
- やりたいことの優先順位をつけられた
- “本当に大切にしたいこと”を意識できるようになった
- 未来の自分も楽しみになった
まとめ
タイムバケットは、未来の夢を「いつか」ではなく、「何歳で」叶えるかを具体化するツールです。
私は、「モノより体験」「所有より内面の充実」に重きを置いて、これからの時間を、自分らしく味わっていきたいと思います。
未来は、今日の選択の先にあります。
自分の心と身体の声を聴きながら、モノを減らし、心を満たす暮らしを続けていきたいと思います。
あなたも、もし今、日々追われているような感覚があるなら、 一度立ち止まって、5年後・10年後の自分を思い描いてみませんか?
健康、時間、お金、長期目線も持ちつつ、今をごきげんに楽しんでいきましょう。
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