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【入門】シャントエコー初心者 研修記録⑭(CASの描出)

シャントエコー

こんにちは、らぼ(臨床検査技師)です。 


透析病院でのシャントエコー研修記録を綴っています。

シャントエコーを始めたばかりの臨床工学技士さんや看護師さんにも、参考にしていただけると幸いです。


らぼ

内向型・HSP気質の医療職(臨床検査技師)2児ママです。

管理栄養士、保育士、FP3級など、子育てや暮らしに活かせる資格を持ち、
「心と身体をすり減らさない暮らし」を大切にしています。
自身は中学・高校・大学受験を経験。

このブログでは、
・静かに楽しむ子育ての工夫
・こどもの通信教育や遊びの記録
・内向型・HSPママが自分らしくコツコツ生きるヒント
などを発信中。

エネルギーを消耗しやすく、自分をすり減らしがちな方に、そっと寄り添えたら嬉しいです。
Xでは、日々の学びや気付きを発信しています。

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CASの描出方法

上腕撓側皮静脈が腋窩静脈と合流するアーチ部分(Cephalic arch)は狭窄がおこりやすく、その狭窄は、CAS(Cephalic arch stenosis)と呼ばれます。

シャントエコーでは、撓側皮静脈を短軸で追って行くと、アーチ部分の急な曲がりで、円形で追っていくのが難しくなり、戸惑います。

少しずつ、アーチをイメージしながら、短軸の円形のまま追えるようにします。

短軸で、鎖骨下静脈まで追えたら、長軸で、アーチ部分と鎖骨下静脈が合流する部位を描出し、狭窄がないか見て、狭窄部位は計測します。

プローブが鎖骨にあたって患者さんは痛みを感じることがあるので、声かけしながら、注意します。 

CAS描出不良の際の対策

患者さんによっては、短軸で追っていった時に、深部に描出され、エコーが減衰して、描出不良になる場合もあります。

その時は、違う場所や方向からプローブをあててみて、浅く描出できる位置を探します。 



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