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【入門】シャントエコー初心者 研修記録④(シャント造設OP後)

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シャント造設OPE後のエコー像

シャント造設後のシャントエコー依頼では、吻合部に浮腫像があり、傷を保護するために、フィルムをつけたまま、エコーをするので、とても見づらいことが多いです。

浮腫像やフィルムで見づらい部分では、ゲインを上げたり、フォーカスの調整をしたりして、少しでもよく見えるようする必要があります。

OPE後の吻合部は血腫で、圧排されていて、狭くなって、見にくいことが多いです。

吻合部計測の際も、圧排されて狭くなっていることを考慮、記載する必要があります。

初めてシャントを造設した場合は、透析の際に、穿刺しやすい場所を探し、位置、深さ、血管径を測定、記載して、穿刺スタッフに伝えます。

初心者の私は、プローブを動かして、画像を出すことに必死で、まだまだ、エコー画像の調整がスムーズに出来ません。

深さの感覚もまだ、あまりつかめていません。

シャントエコーの場合は腕を動かしてもらったり、プローブをあてる方向を変えたりすると、深さが変わるので、見づらい場合は、見たい部分を浅く映し出して、より鮮明に描出する工夫が必要です。

過去の画像を確認しておいて、どのような画像を出すのがより良いのか見ておくと、時間短縮につながります。

上腕動脈の血流量(FV)測定時は、手がぶれないように自分の肘を台などに置くと固定されて測定しやすくなります。

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