年度初めは、職場や学校で、健康診断が実施される時期ですね。
毎年の健康診断、面倒に感じていませんか?
検尿や検便の提出など、ちょっとした手間がかかることもあり、「できれば受けたくない」と感じている人もいるかもしれません。
しかし、健康診断は自覚症状のない病気を早期発見し、早期治療につなげる大切な機会です。
健診を受けるメリット
臨床検査技師として、健診業務に携わっていると、多くの方が「異常なし」という検査結果です。ですが、まれにご本人も気づいていない病気のサインが見つかることがあります。
「検査を受けてもらえてよかった」
そう思える瞬間があるからこそ、健診の大切さを伝えたいのです。
早期発見・早期治療できた実体験
実は私自身も、子宮体がん検査で前がん状態が見つかり、早期に治療を受けることができました。
あのとき検査を受けていなければ、今こうして生きていられなかったかもしれません。
健康診断は意味がある?受けたくない気持ちへの対処法
「忙しいから」「どうせ何も出ないから」と、健診を先延ばしにしたり、避けたい気持ちになることもあるかもしれません。
でも、忙しいときこそ、自分では気づいていないような小さなSOSを体が出してくれているかもしれません。
ほんの少しの時間と手間が、将来の不安を減らしてくれると思えば、行動できます。
早期発見すれば、その後の医療費も抑えられます。
まとめ
- 健診では自覚のない異常が見つかることがある
- 私自身も検査で前がん状態を発見できた
- 面倒に感じても、検査は未来の自分への投資
健診は今の自分と、これからの自分を守るために大切な時間です。
日頃から、睡眠、運動、食事を大切にして、毎年の健康診断を受け、体のメンテナンスをして行きましょう!
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