子どもが「シール帳欲しい」「シール交換したい」と言い始めると、ただのお金がかかる遊びに見えてしまいますよね。
私も最初は「もったいないな」「粘着力が落ちるのに…」と感じていました。
しかし、子どもの様子を観察するうちに、シール交換が交渉力・コミュニケーション力を自然と育む機会になっていると気づきました。
ネットでのやり取りが当たり前になり、幼児・学童期にコロナ禍で対面交流が減った子どもたちにとって、シール交換は新鮮なアナログ遊びの一つ。
この記事では、シール帳ブームの教育的なメリット、シールの買い方の工夫をまとめています。
親の悩み「シール、高くない?」
子どもから「ボンボンドロップシールを買って」と何度も言われました。
店頭やネットで数百円〜千円超えとなっているシール。
決して安いとは言えず、親としては正直、価格に見合った価値を感じられませんでした。
シール交換が子どもの交渉力・コミュニケーション能力を伸ばす理由
子どもといっしょにシール交換動画を観てみると、シールを介して、交渉・コミュニケーションを楽しんでいる様子がわかりました。
・欲しいものを相手に伝える
・自分の手持ちとの価値を比べる
・ときにはケンカやトラブルも発生し、どう折り合いをつけるか学ぶ
こうした経験が日常の中で自然に積み重なっていきます。
シール交換が子どものコミュニケーション能力を育むと考えると、シールも投資のひとつだと感じました。
親子で楽しむシール帳のメリット
親子でシール帳を始めると、動画ばかりだった子どもとも自然と親子間で会話が生まれます。
共感し合える共通の趣味ができると、気持ちの距離がぐっと近づきますね。
シールはどこで買える?
現在、人気のシールはすぐに売り切れてしまいますが、これまでにドンキや西松屋で見かけました。
▼ 実店舗
- 西松屋
- ドンキホーテ(人気のものは「1人1点」も)
- 百均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)
- 雑貨屋
▼ オンライン
- クーリア・オンラインストア
- Amazon
- メルカリ(お裾分けシール帳なども)
▼ 人気種類
- ボンボンドロップシール
- ウォーターシール
- タイルシール
偽物を買ってしまうも良い学びに
わが家では、子どもが思っていたものと違うものを購入してしまったことがありました。 ショックを受けていましたが、子どもにとっては
- 本物と偽物の違いを知る
- 値段と品質の関係を学ぶ
- 需要と供給を学ぶ
といった、小さな経済学の経験になっていました。
ネットで、ボンボンドロップシールと思って購入したものが、中が空洞のポンポンシール?だったようで、ネットで購入する際は、よく確認する必要があると学んだようです。
シール代はどうする?メルカリを使って自分で稼ぐ体験を
シールが欲しい気持ちが強い場合は、こんな方法もあります。
「メルカリで不用品を売って、その売上金でシールを買う」
これは
- 不用品を手放す整理力
- 自分でお金を生み出す感覚
- 欲しいもののために行動する姿勢
を育てる良い機会になります。
まとめ
シール交換遊びには交渉力・コミュ力・創造性・金銭感覚といった、生きる力が自然と育つ要素が詰まっています。
お金をかけずに始める工夫もでき、親子で一緒に楽しむことも可能。
AI時代だからこそ、こうしたアナログ体験の価値がより際立つのかもしれません。
子どもが夢中になっているものの中には、成長につながるヒントがたくさんありますね。

コメント