「このまま置かれた場所で我慢し続けないといけないのかな?」
そんなふうに悩んでいる方に向けた記事です。
同じ自分なのに、ある環境では一番になり、別の環境ではビリになる経験を波のようにしてきました。
この記事では、私の実体験をもとに、環境がどれほど生きやすさ・能力発揮に影響するか、そしてHSP気質の私が見つけた「自分に合う働き方」についてお話しします。
幼少期の習い事で気づいた「得意・苦手」
私は幼児期からピアノ・習字・水泳を習っていました。
- ピアノ:苦手で練習せず、叱られながらも中学2年生まで継続
- 習字:性に合っていて、中学2年生まで継続
- 水泳:バタフライの4泳法まで習得し小学4年生で終了
得意なことは自然に伸び、苦手なことは無理をしても身に付かない。
この経験は、後の学びや働き方に大きな影響を与えています。
継続力と嫌なことも我慢する忍耐力はありました。
学生時代:一番にもビリにもなった経験
- 小学生:成績上位、学級委員や生徒会も経験
- 中学受験塾:ついていけずビリ
- 私立中学:入学すると成績上位に
- 公立進学高校:いつも赤点ギリギリで、なんとか卒業
- 大学:第一志望不合格も、入学した学部では成績上位
この波のような繰り返しから学んだのは、環境が変わるだけで、一番にもビリにもなるということでした。
一番は一番をキープするプレッシャーがあり、底辺はついていけないしんどさがありました。
慢性的な体調不良を抱えながら、勉強を頑張る日々。
睡眠時間が足りておらず、肩こりで吐き気、ピロリ菌感染で慢性胃炎、アレルギー鼻炎、無月経、起立性調節障害などがありました。
社会人になってわかったこと
国家試験に合格し、医療職として働き始めると、同じスキルでも職場環境によって評価が大きく変わりました。
- ある職場では力を発揮できず苦しかった
- 別の職場では重宝され、やりがいを感じた
周りの人はできているからと慢性的な体調不良のまま無理を続けた結果、20代で身体を壊しました。
そのとき初めて、心身の負担は人によって違うことを痛感しました。
オンラインカウンセリング「Kimochi」


読書と学びで広がった世界
仕事をセーブしてから増えたのが読書の時間です。
読書で学んだのは、
- 自分はHSPで敏感・疲れやすい
- 強い刺激より穏やかな暮らしが合う
- お金をかけなくても十分満足できる
という、自分の特性でした。
本や動画を通して、さまざまな働き方・生き方を知り、自分に合った環境を選んでいいと気づけたのです。
これからの生き方:得意を伸ばす
人生も中盤になり、得意・苦手がより明確になってきました。
これからは
- 苦手は無理に続けない
- 得意・自然にできることを伸ばす
- 長距離走のようにコツコツ積み上げていく
そんな生き方を大切にしていきたいと思います。
まとめ
自分は変わっていなくても、環境によって一番にもビリにもなり得ます。人と比較せず、自分のできることに注力した方が良いのですが、自分の持ち味を活かせる環境を選ぶことは大切です。
その環境を見つけるには、考えるだけではなく「行動」が必要。
小さな一歩でもいいので、動きながら自分に合う場所を探していきましょう。
今の環境が合わないと我慢している人へ。
どうか自分を責めず、環境を見直す勇気を持ってくださいね。
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